タイで強盗にあった

ラオスからバンコクに戻った日のことです。昨日です。

その日の夜、強盗に遭遇しました。



時間帯は深夜1時くらいか、場所はうろ覚えですが、ワットポーへ歩いていくときにおそらく通る小川周辺の道です。普通に暗ーい道でした。



その日は一人で夜出かけてて、帰りにタクシーでカオサンに戻る予定でした。タクシーの運転手がどうやらカオサンを知らなくてメーターがえらいことになっていたのでブチ切れて降りました。

降りたところが全く知らないところ(上記の小川周辺)でタクシーもなんも通ってなかったので明るい道へ行こうと川沿いを歩いていたところでした。


その時間帯は本当に不気味で薄暗く不気味でした。
気づいたら後ろに18~25歳くらいの男がついてきてました。

タイ語で話しかけてきて、まぁ何言ってるかわからんけど、道に迷っていたのでカオサンと言ったらあっちだと指さしてので挨拶して去るつもりでしたが、、

まだタイ語で話しかけてくる。話しかけるというより、まくしたてる感じでした。若干疑問形だったような。

ただ理解できないので流して指さされた方を向いた瞬間

体を引っ張られ腹に膝蹴りを入れてきました
ただ腹筋それなりに筋トレしてたんでダメージはほぼなし。
なので、なにが起きてこれからなにをされるのだろうと一瞬で理解できました。ああ襲われたんだなって。
その時の持ち物は左手にiPod touch 右のポケットに財布  足はクロックスを履いていました。

蹴られたあとすぐさま体を押し返して距離をとりました。幸い体格も力も勝っていたのでできました。
すぐに進行方向へ向いて全力疾走しました。この際、小高い段差のある橋から勢いよく飛び出したので着地と同時にクロックスは脱げました。むしろバランス崩して転びそうになったので放り出しました。

人間てのはおもしろいもんで火事場の馬鹿力っていうんでしょうか、100m本気で走ったらなんにもできなくなるくらい体力のない俺でもこういう時は200mくらいは持続して走ったと思います。

とりあえず逃げることに夢中だったので途中一回だけ振り返って走りました。追ってきてます。ここまでくればっていう所で後ろを確認しましたがもうあきらめたようでいったん安心できました。

その後は小走りでタクシーを見つけ飛び乗りました。もうドライバーの良い悪いとか気にしている余裕はなかったです。運よくいい感じのおじいさんだったのでカオサンに連れて行ってもらいました。

裸足のままゲストハウスに戻りました。もう早く宿の人に会いたい一心でした。
で足あらって寝ました。(雑)

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強盗にあうことの旅に対する負の効果ってのは想像以上に凄まじいものでその日はもちろん寝れなかったです。これからの旅がいっきに不安になりました。
ただ今回はあまりにも警戒心がなさ過ぎました。旅に出る前のまわりの人間はみんな敵っていう心構えを忘れてました。
深夜に一人で行動するなんて馬鹿げてました。夜になると土地勘もなくなってより危ないですし。

本当に運よく逃げれました。一対一のタイマンだったので、またあとちょっと足が速いほうだったのが。ただ女性が被害者だったら結果はもっとわからないものになったと思います。被害が履いていたクロックスだけでよかったです。


タイだからバンコクだからカオサンだからって油断しちゃいけないと思いました。夜はどこも危険です。
必ず2人以上で行動するべきところは行動します。みなさんも気をつけてください。



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